ダンディーなゲスト
香川県漆芸研究所が創立されて60年、記念事業の展示とイベントが開催されます。
そこで、長年指導に当たっている、香川県無形文化財保持者の漆芸家・北岡省三さんにお越しいただきました。北岡さんは、高松工芸高校漆芸科卒業後、本格的に漆の道へ・・・なんと、人間国宝の音丸耕堂さんについて、3年間住み込みで内弟子に入りました。
掃除はもちろん、師匠の身の回りのお世話までなさったそうですが、現在があるのは、この修行の賜物だそうです。
香川県漆芸研究所は、香川の三技法、蒟醬・存清・彫漆の伝承と後継者を育成する施設で、北岡さんは、この研究所で40年余りにわたって若い人たちの指導にあり、ご自身も優れた彫漆の作品を制作発表していることから、2010年には香川県文化功労者に認定されました。
指導することは、一方通行ではなくて、ギブ&テイク。 若者の感性からも、触発を受けることや教えられることがたくさんあるとか!
男木島では、「漆の家」を拠点に、漆作家の作品を展示販売しているのですが、 島島ラジオでも、インタビューをさせていただきましたので、ラジオスタッフも顔なじみ・・・ダンディーな北岡さんの女性ファンが多いのです。
※香川県漆芸研究所創立60周年記念事業『受け継がれる技の美』のお知らせ
香川県文化会館で、12月7日まで開催中。 人間国宝を含む歴代の漆芸所講師や県内外で活躍する修了者の作品を一堂に展示していますので、すごく見ごたえあります。
おまけの画像
高知県香美市「べふ峡の紅葉」 南国インターから、車で1時間20分ほどで到着。 樹木医の井上修さんから、「水辺の紅葉がおすすめ」と教わり、行ってきました。
もみじの木の下の方に、宿り木がくっついているの、わかりますか?
高知のカメラマンから、「こんだけはっきりと宿り木が見えるのは珍しいで」と教わりました。