国際アンデルセン賞作品の翻訳家
今日のゲストは、国際アンデルセン賞を受賞した作家・上橋菜穂子さんの作品を翻訳した、平野キャッシーさん。
児童文学界のノーベル賞といえるスゴイ賞ですから、海外でも読者の心をぐっと捕らえました。
上橋さんの作品の中で、「守り人」シリーズは世界各地で翻訳されていますが、英訳をしたのがキャッシーです。
キャッシーが翻訳した「MORIBITO」(精霊の守り人)は、最も優れた外国の児童書の翻訳作品の出版者に与えられるバチェルダー賞も受賞しているのです。
英訳するには1年以上かかるそうですから、採算はもちろん度外視。 作品に力があり、物語にぐんぐん引き込まれて、普遍性のあるテーマで、大きな感動がのこる上橋さんの作品が世界でまれることを願って奮闘しているのです。
他にも、「夏の庭」「空色まがたま」(こちらも読みやすく素晴らしい作品です)などがあります。
児童文学もアナドレナイ、オモシロイ、カンゲキ、カンドウ、ものですよ
目下は、上橋さんの『獣の奏者』シリーズの第2巻を翻訳中です。
児童文学って眼からウロコの面白さ! 私、守り人シリーズのトリコになりそうで~す。
★おまけの画像
植松さんのおすすめスポット、吉野川市美郷、高開の石積の芝桜と、川井峠のしだれ桜を見に行ってきました。