2019年8月1日

Moris iha Timor🇹🇱32〜旗売りのおじさんと私の話〜

Botardi~~~~

今日は何だか気持ちがフワフワしてる

小御門です。

今日は旗売りおじさんと出逢ったお話です。

↑あっ、これは報道制作局長であり、旗売りおじさんではありません笑

 

今日お昼ご飯を食べた後職場へ歩いていると

手に数本の国旗を握ったおじさんに出会いました。

彼はビーチサンダルにボロボロのTシャツ短パンという

いかにもティモール人といったいでたち。

 

なんとなく国旗が欲しくて(ほんとなんとなく)

おじさんの方に歩いて行ったら

「大きい国旗は20ドル、小さい国旗は2ドル」と言われました。

「小さいの2ドル高いな…じゃあいいや」と

その場を立ち去ろうとすると

「大きいのは10ドル、小さいのは1ドルにするから!」と

呼び止められました。

1ドルなら欲しいなと思って買って、旗をふりふりしながら

ご満悦で職場に向けて歩き出したら

旗売りおじさんに「どこで働いてるんだ?」と再度呼び止められました。

 

「RTTL!テレビ局!」と言うと

彼は寂しそうな顔で「俺もちゃんとした仕事に就きたいんだ…」と言いました。

 

旗は1日に4〜5本しか売れないそうで、

旗売りおじさんの生活はとても苦しく

会社でも、飲食店でも、お店でも

どこでもいいから働きたいんだ…と。

 

ティモールは失業率50パーセント超え。

若者が学校を出ても働き口はなく、

毎日昼間から何をするでもなく道端にたむろしていたり

果物などを肩に担いで売り歩いて日銭を稼いでいたり

そんな人達で溢れています。

 

ここに来て9ヶ月が経ち、そんな光景が当たり前になっていました。

だけど今日、旗売りおじさんと話してハッとさせられました。

そうだ、ティモールには仕事に就けず

満足な生活を送れない人が大勢いる。

 

私の勤めるテレビ局は国営放送で、

いわばティモールのエリート(お金持ち)の集まりなので

日ごろ旗売りおじさんのような生活をする人たちと接することは少なく

今日久しぶりに頭を何かで殴られたような衝撃と共に

涙が出そうなくらい胸が苦しくなりました。

 

私、最初ここにどんな気持ちで来たんだっけ?

ティモールの役に立ちたい、そう思って来たんだった。

 

日々の中で忘れかけていた初心を思い返すことができた

旗売りおじさんとのお話でした。

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