2017年9月20日

心震える感動をありがとう

今日は、長い長いブログです。

今月、少年野球の公式戦、高松市の秋季大会に息子が参加しました。

開会式で大会会長が「今年の夏の甲子園は、

最後の最後でひっくり返った劇的な試合がたくさんありました。

野球は、最後の最後まで何があるかわかりません。

最後まであきらめずに頑張って下さい。」という内容の挨拶をされました。

息子にとって6年最後の大きな公式戦。

これまでの集大成となります。

キャプテンとしてチームを引っ張ろうと日々、精一杯頑張ってきました。

父親が監督ゆえ、グランドでも家でも厳しい局面も多く、

その努力を間近で見てきた私も祈るような思いでした。

公式戦は、1勝もできていません。悔し涙ばかり流してきました。

もちろん、負けから学ぶことは多いので、いい経験を積んできたのですが・・・。

 

試合の前日、息子の野球ノートに手紙を書くことにしています。

手紙の最後に「グランドにいられること、野球ができること、

マウンドやバッターボックスに立てること、

仲間と一緒に戦えることの喜びを噛みしめ、応援してくれる人、サポートしてくれる保護者、

全てに感謝して、思い切り楽しんで下さい。」と書きました。

 

試合は、後攻。

初回、同点タイムリーを6年生の選手が放ちました。

しかし、6対3と負けて迎えた最終回7回の裏。

2アウト。ランナーなし。

あと1つのアウトで試合終了。

 

ベンチにいた下級生が

「あ~。これは、負けましたね~。もう無理だ。」と半べそをかいて言いました。

ベンチの外だけど、ネット越しのすぐそばにいた私は、

「いやいや。野球は、最後の最後までわからないよ。」と声を掛けると

「だって3点差で2アウトだし。もう絶対無理。」

「いやいや。最後の最後まで諦めたらダメ!諦めた方の負けだよ。

まだまだ、ここから。ここから!しっかり応援しよう!」と言ったのです。

 

そうしたら、4年生がフォアボールで出塁。

一つの希望が見えた

しかし、続いて、5年生が内野ゴロを打った。

1塁に必死に走った。

あ、終わった・・・。

 

・・・と誰もが思ったところ、相手守備が乱れて、セーフ。

さらにヒットが続き、2アウト満塁。

監督、コーチ、選手、保護者、チーム全員の心が一つになっていた。

ここで6年3番キャプテンが、センターに値千金の特大ツーベース。

6対5の1点差に迫った。

なおも3塁2塁で押せ押せムード。

最後は6年4番が、追い込まれながらもレフト線へ逆転サヨナラ打!!

 

なんと、なんと!

2アウトランナーなしの状況から最後最後で試合をひっくり返したのです!

応援席の保護者は、お母さんは黄色い声を上げ、

抱き合って喜び、割れんばかりの拍手。お父さんもお母さんも大号泣。

ものすごい感動に包まれました。

子供達も感動して、涙を流し、もう、勝ったのか負けたのかわからないくらい。

まるで甲子園で優勝したかのような喜びが爆発しました。

これまで頑張ってきたのに、なかなか結果が出せず、

3人の6年生は、苦しい思いをしていたと思います。

チーム全員が、心を一つにして、それぞれが最高の活躍をして勝ち取った勝利。

チームのどの子もキラキラ輝き、眩しく誇らしかったです。

 

最初に「もう無理だ。」といった子に「ほらね。諦めなかったから結果が変わったね。」というと

「諦めずに頑張ったら、こんなことがおきるんですね~。すごい!」と涙を流し、

感動に浸っていました。

その場にいた子供も大人も皆が

「最後の最後まで諦めずに粘り強く頑張り抜くこと」の大切さを学びました。

 

格上の相手チームは、終始、さわやかな戦いぶり。負けてなお、さわやか。

賞賛に値するその姿勢をみると監督さんを始め素晴らしいチームだと感心しました。

日本全国に野球に限らず、いろんなことに本気で挑戦している子供達がいると思います。

「諦めずに頑張り抜いた感動」を味わえるという経験は、素晴らしいこと。

こんな感動に触れる機会を与えてもらえたことに心から感謝です。

 

試合後、息子の野球ノートに感謝を伝える手紙を書きました。

オムツをしてプラスチックのバットを天真爛漫に振り回していた、

あんなに小さかったキミが、こんなに逞しく頼もしくなった。

立派なキャプテンになった。

素晴らしいチームになった。

心震える感動を本当にありがとう。

野球少年達に心から感謝です。

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