2015年5月20日

塗って かさねて 白と黒

第41回日展で特選を受賞した、漆芸家の後藤健吉さんと、人形(ひとがた)を中心にした 空間造形作家である奥様の後藤朝子さんのお二人が、東京で作品展を開いています。会場は、麻布十番にある「Azabujuban Gallery」 5月25日まで開催中です。

コンクリート打ちっぱなしのギャラリーに、健吉さんの漆黒と朝子さんの胡粉の白がよく合っています。

漆も胡粉も、何度も 塗り かさね、時間をかけることでしか出せない質感や色を持っています。

I会場

朝子さんのアトリエで、作品を作るための準備として、胡粉を練り続けているところを見たことがあります。

貝殻を焼いて作った白い顔料の胡粉に にかわを混ぜ、なめらかになるまで練って練って練って、

気が遠くなるほど繰りさなければ、作品の出来がパサパサになってしまう。 しっとりと情感のある質感を表現するためには、どれだけ時間と手間をかけるかが重要。

その単純な作業を続けているうちに、だんだん余分な考えがそぎ落とされ、思考がクリアになっていくそうです。

朝子さんの作品に、どこか精神的なものを感じるのは、そんな瞑想状態を経て生み出されていることも、関係があるのかもしれません。

 

 

たまたま東京に出かけるタイミングと、展覧会の開催期間があったので、東京で作品展を見ることになりました。グッドタイミング!でした。

作品展が終わったら、香川でおいしいお酒でもご一緒しましょうね。 I3人8

 

 

 

 

 

 

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