2011年8月21日

第418幕「トランスフォーマー ダークサイドムーン」

 車が目の前でぐんぐんロボットに!で仰天した「トランスフォーマー」シリーズ。最終章と言われている今作でついに3D!!いやー、ものすっごいです!この迫力!途中なんとなく見慣れてきて思います、(コレ、ずっとスゴイまんまや・・・)。3Dに否定的だったマイケル・ベイが思い直して放っただけあって、圧巻のド迫力映像、満腹です!

 映像・内容とも面白いってことは、作品紹介でもお伝えしましたんで、ここは「その他」部分を。ベイ作品は突っ込みどころ満載なのも特徴です。まずは、前2作のヒロインから、しゃらーっと新ヒロインに変わった件。ミーガン・フォックスの発言に激怒したベイがヒロイン変えた、というのは前々から伝わってました。で、今度のヒロインは・・・?また同じようなタイプ!好きですねー、プレイメイト系が!まあそれはいいとして、作品中でもムカツキを発散するベイ監督。シャイアとの会話で、ちっこいロボに「前の女はイヤな女だったよなー!」と言わせてました。続いてシャイアとの会話で、お母ちゃんに「ワールドクラスの女の子だったのにねー。」とも。ねばい、ベイ、ネバイ・・・。いいんですよ、面白かったから。

 あらためて感じたのは、トランスフォーマーたち、カッコイイよなーってことでした。1作目を見た時に感じた(こんなイイ歳してロボットをカッコイイって思うとは・・・)という気持ちは変わりませんでした。オプティマス、いいねー、最後まで!バンブルビー可愛いーっ!頭抱えちゃって、もう、たまらん~!ロボットに心が動くところが、この作品の一番の魅力だと実感しました。

 そして、わたくし、日本語吹替え版に参加させてもらいました。死体の写メ撮ろうとするバカ男を叱り飛ばすメガネの小太りの女性役です。全く絡みませんが、シーン前後はジョン・マルコヴィッチ!一応共演です。たった2、3秒ですが、コレが難しかったー!感情も込めつつ、英語の尺内に収める。これだけのことが出来ない・・・。ディレクターさんのアドバイス「役の女性に寄り添って。」いい言葉です、でも難しい!何度繰り返したことか。スタッフの皆さん、お世話になりました。いやー、海外ドラマの吹替えの声優さんってスゴイ!今さらながら実感、あれは職人技です。しかし良い経験させてもらいました。ばあさんになった時、周りの人に何回も言って嫌がられるとしましょう。


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2011年8月16日

五年後の吾朗監督

スタジオジブリ最新作「コクリコ坂から」。なんて品の良い、清清しい作品なんだろう・・・私がもっとも強く感じたことです。1963年、日本人はこんなにも「ちゃんと」していた・・・見た後、なんだか日々着き続ける心の汚れが落ちた気がしました。ちゃんとしよう。

宮崎吾朗監督と手しま葵さんに、RNC岡山でお話うかがいました。宮崎監督は5年前「ゲド戦記」の時にお会いしています。とても寡黙な方だ、との印象が。隣の鈴木プロデューサーの饒舌さと対照的でした。インタビューの直前にテレビで拝見した葵さんも、静かな方・・・冗談など出ることもなく、まじめなお話をいただけるんだろうなぁ、と勝手に思ってました。

初めは思った通り、静かにまじめなお話。ただ、吾朗監督は明らかに5年前とは違う。どんどんお話続きます。そして、葵さんの第一声・・・うっ、歌と同じ声!あの透明だけれど紗がかかったような声は、話す時も同じ!これは生で聴くことができて嬉しかったですねー。なんというか、めったにない声なんです。監督もおっしゃいましたが、「耳に残るんですよね。」そうなんです。ゆっくり、静かに、ささやくように、でも言葉ははっきりと表れる。いやー、素晴らしい声ですよ。私には逆立ちしてもできない、ファンタジックな話し方、素敵です。

それでですよ!葵さんの神秘の声を今回のレコーディングで聞いた監督の感想が「背筋が寒くなる・・・いや、寒くなっちゃいけないんですが。」真面目一本だと思った吾朗監督、実は面白いのか?葵さんに振ると、神秘の声で「替え歌がスゴイんです。」「え!どんな風に!?やってください!」葵さん、その場で「さよならの夏」吾朗監督の妙な替え歌バージョン歌ってくださいました。いやー、オヤジギャグの替え歌が神秘の声で・・・良い体験させていただきました。でも、舞台挨拶前の緊張ほぐすためのこの替え歌のせいで、葵さんは本番の舞台で歌詞間違っちゃったそうです。ほのぼのムードが周りの人を心地よくさせる、そんな自然なお二人でした。

前にお会いしたときは初監督でキャンペーンでも(葵さんに突っ込むどころではなく)ご自身が緊張されていたのかもしれません。今回は淡々と、でも笑顔で色々なお話していただけました。お父様とはまた違う感性で、新しいジブリが進んで行く気がしました。

大人はもちろん、若い方もぜひご覧ください。海ちゃんの立ち居振る舞い、気持ちいいです。今は絶滅寸前の、日本の少女の理想形かも。やっぱり、女の子は地べたに座ったりしちゃダメなんです!絶対に!

 


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2011年8月13日

ピクサーの元気の素

夏休み、映画館もいつも以上に子供たちでにぎわっています。夏休みといえばアニメ!洋邦いろいろ揃っていますが、キャラクターとしても大人気の「カーズ」。ほっといても男の子は乗り物大好きなんですから、表情豊かに喋る車がキャラクターともなれば、そりゃー人気も当然ですね。私はメーターがションボリする顔が可愛くて好きです。

新作「カーズ2」はシリーズ初の3D。自然に臨場感と迫力のある3Dはみごと!海外の風景は見とれるほど美しく、特にロンドンは実写か?と見まがうほどです。日本の描き込みがすごい!どんだけリサーチしたんだ!?というくらい、細かい描写です。名所やネオンはもちろんとして、一歩入ると東京にも普通の街角が。小さなお花屋さん、居酒屋、電柱に電線まで、今の日本の本当の姿がちゃーんと描かれているのに驚きました。

いつも大人も大満足、時に涙までするピクサーのアニメーション。その、キャラクターデザイナーの方にお話をうかがいました。中国系アメリカ人のジャック・チャンさん。まだ大学生でも通りそうな若々しいお兄さん、Tシャツ&半ズボン姿です。「目を大きく丸く、二つを中心にギュッと寄せて描くと可愛らしくなるんだよ!」などなど、作画の秘密も教えてもらいましたが、なにより驚いたのがピクサー社の習慣。「それぞれの部所では週に一度、月に一度は全社でパーティーするんだ。」なーるほど、常に楽しむ!と。世界中の人を楽しませるアニメを作るには、自分たちが楽しく明るくなきゃね!ってことです。そして、作画に関して「ジョン・ラセター監督はどんなアドバイスされたんですか?」と聞くと、「うーん、仕事場にふらっとやって来て、見て回って、お!いいねー!その調子!って戻っていくよ!」ですって。「監督はスタッフの皆さんの能力を信頼されてるんですね?」「そう。ピクサーには能力ある人間しかいないよ!」それぞれが自分の力に自信を持って、大いに発揮していき、それが人々の喜びになる。企業の理想形じゃないか!だから成功して(儲かって)んのか!!大いに納得してしまいました。

 


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