2018年3月11日

メキシコ流お盆「リメンバー・ミー」

今年度アカデミー賞、長編アニメ賞に輝いた「リメンバー・ミー」受賞も納得の素晴らしい作品です。舞台はメキシコの「死者の日」。亡くなった人々が年に一度現世に帰ってくる、生きている人は亡くなった人を思う、日本のお盆のようなものですね。けど圧倒的に違うのは、その派手さ!原色の飾りが町に溢れ、お祭り気分、というかまんま「お祭り」ですね、私もテレビでしか見たことありませんが。日本の、静かに魂を迎えて送り火で・・・という感じではなく、歌って踊って「わーい!お帰り~!!」ってにぎやかです。それをアニメーションでスクリーンいっぱいに描き出すと、まあ~なんという美しさ!その中で、主人公ミゲルが大冒険。家族の大切さを伝える、あたたかく、楽しく、美しい作品です。

音楽が大好きなギターの天才少年ミゲルの夢はミュージシャン。でも、先祖のある事情で音楽禁止!の家族です。夢と現実と家族の間で揺れるミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込み・・・。ミゲルのかわいらしさには頬がゆるみますよ、死者の国でバレないようにガイコツメイクしたらパンダみたいな愛らしさ!ステージでおもいっきり歌える喜びがあふれる表情は、みているこちらまで幸せな気分になります。ギターの指使いとメロディーがピッターッ!と合ってるのもスゴイ・・・アニメーションの技術の進歩には驚きます。

映画の中で音楽が大切な役割を果たします。アカデミー賞の歌曲賞も受賞した「リメンバー・ミー」は本当に素敵な曲。中でも、ほとんどの人が涙すると思われるあるシーンでの「リメンバー・ミー」はもう・・・あのシーンは思い出すだけでもじわっときます。

日本語吹き替えに参加された、横山だいすけさんにお話うかがいました。横山さんは長年「うたのお兄さん」として活躍、音楽への思いもひとしおです。3月16日「金曜ロードショー」すぐ後の「シネマのツボ」、ぜひごらんくださいね。



- カテゴリー:ブログページの先頭へ戻る