2017年4月27日

生まれ変わり

一人暮らしの私の家には

亡くなった祖父と祖母の遺影などがないので

ロシアで買ってきてきたマトリョーシカに

花を手向け読経をしている。


 

 

 


 

 

 


 

 

 

 

読経をしていると、さっきまで知らんぷりしていたおこげが

近寄ってくる。ニャーと鳴く。

おばあちゃんの生まれ変わりかもしれないと思い

「おばあちゃんなのかい?」と聞くと

「ニャー」という。

やっぱりそうなのだ。

5年前亡くなったおばあちゃんが、

猫に姿を借りて私のところに来たに違いない。

そういわれてみれば、おばあちゃんが亡くなった時期と

私がおこげと暮らし始めた時期は同じころだった。

「おこげはおばあちゃんの生まれ変わりかもしれない」

そんな報告を母にすると

「なんでそう思うん?」と言われたので

「よくよく考えたらおこげがうちに来た時期はおばあちゃんが亡くなった頃だったから」と答えると

母が「それならお母さんの電動自転車もや!!」と言い出した。

なんのことか尋ねると

「お母さんが乗っとる電動自転車はおばあちゃんが亡くなる1週間前に買ったんや。

生まれ変わりかもしれん」と言っていた。

実の母を電動自転車って…と思ったが、そんなポップな母が私は好きだ。

お母さんもお父さんも、祖母が亡くなってから毎日仏壇に手を合わせ寝る前にお経を読んでいる。

私も実家に帰れば一緒に座らされ手を合わせていたが、

これまではぼけーっとお経を聴いていただけだった。

でもこの年になって(?)いや、親と離れて暮らす時間が長くなってからか

手を合わせ、おじいちゃんおばあちゃんと会話する時間がとても大事な時間になった。

今日一日あったことを報告し

がんばったこと、失敗したこととかを聴いてもらう。

そしたら不思議と穏やかな気持ちになる。

今まで全く信じてなかったが、亡くなった人が自分たちを見守ってくれている

というのは本当なのかもしれない。

 

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