宇宙あさがお
小学1年生の息子の夏休みの宿題の一つに「あさがおの観察」があります。
毎朝、花が何輪咲いたかを記録していくというものです。
朝一番の日課となっています。
一時、咲かない時期があり、もう終わったのかな・・・と思いきや、またまた咲き始めました。
息子が学校からも持ち帰り、観察しているのは濃いピンクの花です。
すでに種も採取しています。
他にも紫、赤紫の花も咲いていて、夏の庭に彩りを添えてくれています。
朝、カーテンを開けて、あさがおの花をみると
「夏ね~。」と日本の夏の風情を楽しめて、とても心地いいです。
因みにゴーヤも植えていますが、黄色い花は咲かせているけど、まだ収穫には至っていません。
さらに気になっているのが・・・「宇宙あさがお」
なんでも平成22年4月に日本宇宙少年団副団長の山崎直子宇宙飛行士により
スペースシャトルで宇宙を旅して帰ってきた種を4粒香川にいただいたというのです。
その種を日本宇宙少年団・香川小惑星分団の4人の団員が、
栽培して400粒に増やし、希望者に配布され、
「2011年 第二世代 NAOKOあさがお」として育てられました。
第三世代 NAOKOあさがおは、4万粒にもなったそうです。
そのうちの4粒の種を分けていただき、我が家の庭のプランターに植えたのです。
つまり「2012年第三世代NAOKOあさがお」です!!
植えて1ヶ月近く。芽は、すぐに出てきたけど、なかなか花が咲かず、一般のあさがおと比べると
どうも葉っぱがすこしとんがっている。
花は咲くのかしら??とず~っと心配していました。
すると・・・
ようやく花咲きました
見つけたのは息子!!
朝一番に大騒ぎをして
「宇宙あさがおが咲いたよ~っ!!」って、大声で知らせてくれました。
「宇宙キターーーッ!!(←仮面ライダーの変身の掛け声らしい)」とも騒いでいました
見ると・・・。
何とも可憐な色。
最初は1輪。昨日は4輪。
今朝も2輪咲いていました。
どれも、白に近い薄いピンクで、上品ではなかげな色が涼しさを演出してくれます。
このあさがおのご先祖は宇宙に行ってきたんだと思うと、
なんとも希望に満ち溢れてているように見えるから不思議。
「宇宙NAOKOあさがお」は、全国に広がりを見せているようです。
宇宙からの贈り物というべき、あさがおを全国各地で育てている子供たちがいて、
花が咲いたら大喜びして、あさがおを通して宇宙に想いを馳せていると思うと
次期宇宙時代を担う子どもたちには、「宇宙あさがお」って、とっても身近で、いい教材かもしれません。
種、採れるかな??