2017年1月23日
着物を着て出かける機会を作って、着物好きを増やし日本文化を伝えていきたいと、様々な企画を打ち出している、
高松市の和雑貨ときものの店「和工房 あき」 私も着物の世界にいざなってもらっています。
毎年、年の初めに行われる新年会には、和の芸能を伝えるゲストが登場しますが、
今年は「和妻師」
和妻とは、日本で古くから主に口伝で受け継がれてきた伝統的な奇術で、仏教とともに伝わった「散楽」が始まりだそうです。
文化庁から、無形文化財として指定も受けているそうです。
例えば、半紙を切って作った蝶を、扇の風でまるで生きているかのように優雅に飛ばす「胡蝶の舞」なんていう芸があります。


その雄蝶・雌蝶2匹の蝶は優雅に舞ったあと、一瞬で花吹雪となりました !!
和妻師の北見翼さんは、26歳という 若きイケメン。
新年会参加の女性たちも、うきうきと2ショットにおさまっておりました。
私もちゃっかりご挨拶
日本古来の伝統を、若い方が受け継ぎ、伝えているのって 頼もしいですね。
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2016年12月19日
今年1月、念願だった手作り味噌教室に参加して、味噌を2K仕込みました。
それが思った以上に美味しくて、この冬はもっとたくさん仕込むぞ!と心に決めていました。
そこで、準備しました。 まずは白みその材料です。 大豆5合 米麹 1升 塩280g。

三野町の丸岡味噌麹製造所の5代目に教わったレシピを思い出しながら、なんとか4K分を仕込みました。
白みそは1か月ほどで食べられるようになるそうですが、お雑煮には間に合わないかなぁ・・・
年が明けたら、麦麹で仕込む中味噌にトライするつもり。
教室で習ったのは中味噌の方でしたが、これは夏の土用を超えるまで熟成させます。
梅雨時のカビなど心配ではありますが、無添加でおいしい味噌めざして、頑張るぞ!
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2016年12月9日
わたくしの連れ合いは三味線弾きです。 津軽をやっております。
演奏会などで花束を頂く事も多いのですが、 昨夜は シンビジュームの鉢花を2鉢も頂いてきました。

清楚な白い花は、ウェディング。 大ぶりな黄色の花は、ビッグバンと名札がついてました。
おかげさまで、我が家はいつになく華やかです 

ありがとうございます。 感謝
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2016年11月5日
着物の着付けを習い始めたころ、和装のイロハも知らず、季節の決まりごと・帯と着物の合わせ方等等わからない事ばかりでした。
好きな柄や色はと問われても、洋服ならイメージできるのに、着物となるとたちまち途方に暮れ 見当もつかない・・という状態でした。
そんなときに参考にしたのが雑誌「美しいキモノ」 わからないながらもページをめくるごとに目に飛び込んでくる素敵な着物姿に心が躍り、そのうちに自分が心ひかれるスタイルが定まってきて、おずおずとではありますが、着物の世界に足を踏み入れる事が出来たように思います。
その雑誌で着物の監修をされ、ご自身も凛とした着物姿で登場し、和装のルールについてもわかりやすく、また今の時代にあった考え方を教えて下さったのが、染織研究家・木村孝さん。
1920年 京都の染色の家に生まれ、女学校卒業後は京都新聞文化部に席を置き、家業を継いだ後は、ニューヨークやロンドンで染織を研究し個展も開き、50歳を前に帰国してからは、執筆や講演活動を続けてこられたキャリアウーマンです。
ことし96歳のお誕生日を迎えたばかりの先月下旬 高松にいらっしゃいました。あこがれの女性に高松で会えるなんて!と、勇んで出かけましたが、誌面で拝見するのとかわらぬ美しい着物姿。1時間の講演を立ったままこなすお元気さ。参加者との記念撮影の際も、お疲れの様子も見せず、参加者の着こなしを素早くチェックしたり、立ち姿にアドバイス下さったり。そのパワフルさには頭が下がりました。講演会の後の懇親会でも終始なごやかな笑顔でした。
講演の中で「90歳をこえたら、すごく楽になったの。もう、死ぬ事が怖くなくなったのね。でもまだやりたい事もやらなければならない事も沢山あるので、本当に忙しいのよ!」と仰っていた言葉が、とても印象的でした。
その木村孝さんの訃報が届きました。 今後のスケジュールも詰まっていたようです。 又 高松に来て下さる、そんな計画もありました。
着物の素晴らしさを少しでも多く人に伝え、着物を身近なものとして楽しんでほしい。そんな想いで最後まで駆け抜けた人生だったのではないでしょうか。
「もし、パーティなどに参加者ではなく司会者として参加する場合、着物を着るならどんな風に選べばいいでしょうか?やはり裏方ですから、控えめにするべきですか?」と伺いましたら、「おめでたい会ならば、うんと綺麗に華やかにしていきなさい。お化粧もしっかりしてね! それが会の主催者への心遣いです」と教えてくださいました。
いつか、そんな機会があれば自信を持って着物を着こなせるよう精進します。
木村孝さんの ご冥福を 心からお祈りいたします。
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2016年8月16日
RNCラジオ 月曜から金曜の17:00から放送中の「ニュースパレード」
文化放送をキーステーションにNRN加盟の32局の共同制作のニュースワイド番組です。
毎年、加盟各局が制作する夏企画、今年のテーマは「地方創生~流れを街に呼び込もう!」
香川県からは、三豊市仁尾町の一般社団法人「誇」の活動を発信します。
生まれ育った仁尾町への誇りを胸に、地域を活性化し、人と人とのつながりを強めたいと、2年前に設立されました。メンバーは30代が中心。50年近くも空き家になっていた元村長さんのお屋敷を再生した「松賀屋」を拠点に活動しています。
「松賀屋」は日本で2番目、西日本では初のシェア・ビレッジ仁尾として、地域の人だけでなく全国の村民の交流の場にもなりました。私が訪れた日は「寄合」と呼ばれる交流会が行われていました。

なんだか、夏休みの田舎のおばあちゃん家に、親戚一同が集まった日、みたいな雰囲気です。


笑顔が素敵なのは、松賀屋の家守。
高松市出身で、東京での仕事をやめて仁尾に移住した佐藤はなさん。
「誇」代表理事の浪越弘行さんは、この日はドリンク担当。おいしいカクテルも作ってくれます。
子どもの頃から通っていたラーメン屋さんがつぶれて更地になったのを見て、このままじゃだめだと街を再生させる活動を始めた浪越さん。
よそから沢山人が来て賑わう事が目的ではない、人と人がちゃんとつながり、住む人にとって心地よい日常が流れる街を目指したい。足るを知ることが大切という浪越さんの言葉が印象的でした。
RNC制作の夏企画「地方創生~流れを街に呼び込もう!」は8月23日17:00からの
ニュースパレードの中で放送です。
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2016年5月16日
リフォームで、室内の壁をクロスから漆喰に変更することにしました。
以前、若き左官職人「さぬき左官の岡井剛志さん」を取材したとき、
「食べ物や水の質にすごくこだわる方は多いけれど、自分が暮らしている部屋の空気の質にもこだわってほしい!」という岡井さんの言葉がとても印象的で、機会があれば自分の家でも塗り壁を取り入れたいと思っていました。
左官さんの沢山の道具が我が家へやってきました。(これでも一部だそうです)


サイズだけでなく、材質の違いによって使い分けるのだそうです。
もっとも人目に触れない部屋の壁を、自分たちで塗ってみることに。

岡井さんに説明を受けてチャレンジしましたが、これが難しい 。
岡井さんはいとも簡単に、すーーーっと漆喰を伸ばしていくのですが、突っかかり、突っかかり、まるで絵の具を塗り重ねた油絵のような状態に・・・
二人で一日がかりで、部屋の壁2面を塗るのがやっとでした。
そこだけでこぼこの壁ですが、いい思い出になりました。
漆喰を塗ったことで部屋の空気がどう変化していくか?とても楽しみです。
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2016年2月15日
元NHKアナウンサーで、ドラマ「半沢直樹」をはじめ、数々のナレーションを手掛けていらっしゃる山根基世さんのもとで、朗読の「基本の基」を学んできました。その成果を発表する「やまねこ朗読発表会」が東京・神楽坂で行われました。
会場は満員御礼。昨日の東京は気温も23度、そのせいばかりではなく、会場は熱気に満ち満ちていました。
朗読が上手にできる人を養成するのではない、子供たちの「ことばの力」を育てる活動を地域で展開するその核になる人を育てるという「山根基世の 朗読指導者養成講座」一期生の成果発表会。

青森、山梨、長野、そして高松など、全国各地から参加した一期生です。
最後に山根先生の朗読に聞き惚れ、朗読の奥の深さを感じ、よ~し、いっそう頑張るぞ!と 意気込んだ後、最後の先生の講評に、この講座も後一回を残すのみかと思うとなんだか淋しくて涙がこぼれました。
周りを見回すとみんなの目にも涙、中には号泣している人まで・・・
子どもの為の文庫を作りたいという方、絵本を作る現場にいる方、音読のボランティアを続けている方、図書館でお仕事をされている方、etc.
さまざまな立場で、地域で活動中のみなさんに圧倒されながら、朗読技術だけでなく学ぶことの多い講座でした。 この講座を受けられた幸運に感謝しています。
そして何より、魅力的な山根先生! 山根っ子の一員になれて本当に幸せです。

来月の最終講座の後は、打ち上げ懇親会の予定。
一期生には、その場を的確に仕切ってくれる逸材もいるのです!!
このメンバーとのつながりを大切に、ささやかでも「ことばの力」を育てる人になっていきたいと思っています。
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2016年1月18日
暖冬、暖冬と言っておりましたが、今日は冷え込んで、東京も雪が積もってますね。
暖冬に慣れた体には一段とこたえます。 この週末まで寒さは続くそうで、戦々恐々としてます。
というのも、23日の土曜日に「ことばを感じようin高松」という催しがあって、あの「バッテリー」の著者、あさのあつこさんとのトークショーのほかに、朗読も担当することになっているから。
4月から通っている山根基世さんの講座を主催している「文字・活字文化推進機構」が行う催しです。子ども達の「ことばの力」を育むことを目的に全国各地で開かれている催しの一環なのです。
空気が冷たくなって乾燥してくると、鼻の粘膜が乾くのか、鼻声になってしまいます。そんな声で朗読しては聞き苦しいので、どうしようかと考えています。
鼻うがいが良いと聞いたので、その用具を探してみようかと思ったり、湯気の立つマグカップをそばにおいて、時折その湯気を吸い込みながら朗読しようかと考えたり・・・
これまでも、冬場にスタジオで生放送をしていると、だんだん鼻がつまってくることがありました。不思議と、椅子から立ち上がると、スッと鼻が通ります。いざとなったら、朗読中に、何気なく立ちあがってみるのもあり?! あれこれ思い悩みつつ、本番頑張ります!
「ことばを感じようin高松」は1月23日(土)の14:00から16:00まで。入場は無料で、席に余裕があるそうなので、お時間のある方はぜひ。作家のあさのあつこさんの話を生で聴けるチャンスです!

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2015年9月27日
月に一度の東京通いも、今月で6回目。
山根基世さんの朗読指導者養成講座も折り返しです。
東京に着いて、地下鉄の駅から出ると、空気の中に金木犀の香りが漂ってました。講座の会場の日本出版クラブのお隣にも、大きな金木犀の木がありました。
秋が進んで行くのを感じる香りですが、高松より早いですね。
今回講座に取材カメラが入ってました、山根基世先生が、「世界一受けたい授業」に出演するので、その為の取材とのこと。「生徒の皆さんのお顔は映しません」と、説明がありました😁放送は、10月24日の予定だそうです。
講座のあと、久しぶりに高校時代の親友と待ち合わせ😊😊
彼女が案内してくれたのが、浅草の駒形どぜう

テーブルでなく、床の上に渡された板の上に鍋がセットされます。
江戸のドジョウ、初体験(*^^*)
美味しくいただきました。
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2015年7月21日
毎週日曜日の9:20からお送りしている、「ラジオ遍路 88の音巡り」
四国霊場88ヶ所をすべてご紹介して、今年6月に結願した後は、四国の遍路文化や、遍路道周辺の魅力など取材範囲を広げて、シーズン2が始まっています。
7月は香川県内の霊場を中心に、自らの歩き遍路体験から遍路宿を始めたご夫婦や、あん餅の入った香川のお雑煮文化を楽しめるおうどんを出す人気店などをご紹介しています。
その取材中に不思議だったのは、霊場にあるお手洗い

お遍路さんが、お手洗いの前にある棚に荷物をおいてから中に入ってました。
笠だけでなくかばんも置いていかれるので、無用心ではないのかと気になってしまいましたが、実は、食事をしたり排泄をしたりする場所は不浄の場所であるため、お経の本や輪袈裟など、お経を読むための道具は持ち込まないのが決まりだそうです。だから霊場のお手洗いには、必ず荷物を置いておける棚などが用意されているのだそうです。
その作法を教えてくださったのは 先達の田中龍峯さん。

7月の最後は満濃池から善通寺門前の懐かしいカタパン屋さんにお邪魔しました。
放送は7月26日(日)ですが、これまでの放送は「88の音巡り」のHPから聞いていただけます。
8月は徳島県の霊場を中心に音風景をお送りする予定です。
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